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わたしの赤い帽子

  • Mana Beentjes
  • 2023年9月6日
  • 読了時間: 1分



原題:My Red Hat

作:Rachel Stubbs 発行: 2020 年


オランダ語版タイトル:Mijn Rode Hoed

訳:Studio Bos




〈あらすじ〉

たくさんの可能性を持つ帽子に寛容な愛を託した祖父と、帽子と共に野心と創造性を育むことで希望と勇気を受け取っていく孫のお話。


祖父がくれた赤い帽子は雨や寒さや強い日差しから守ってくれたり、大切な誰かとこの帽子を分かち合うこともできたり、いろんなことが出来る。たくさんの希望とないしょ話が詰まっていて、まるで自分だけの秘密基地のよう。

この帽子と一緒なら思いのままにどこにだって行けるし、なんだって出来る。そして孫はまた祖父の待つ家へと帰る。


My Red Hat


祖父と孫の絆を書いた物語というのが一般的な解釈なのだろうと思います。でも私は「神さまと命の物語」だったとしたら、、、という思いで読んでしまう。


神さまがくれた命は、

わたしの心と体を護り温め、

野心を、独創性を、与えてくれる。


神の元へと還るその日まで、

いつもわたしの大冒険を、

見守り励まし希望となり続けてくれている、わたしの命。



残念ながら日本語訳にはなっていないようなのだけど、イギリスでは小学校推薦絵本とされているそうだから日本語訳で読める日が来るのを楽しみに待ちたいなと思います。


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